最前列アウトからスタート。
トラックは周囲の状況を確認しつつ、冷静に走る。
周回路に出るとTTランナーズ、名大倶楽部、守山自衛隊、愛知学院大、愛教大、アスカムR.Cの第1集団と名城大、KAKERU、OWLS、愛大、南山大、でんでんむし、岐阜経大、トヨタ田原の第2集団を形成。
第1集団からは3周目になれば何人か零れ落ちてくるはず、そこを狙って抜いていけばいいと感じ、1周目を通過。1周目は7'11。
2周目序盤は第2集団の先頭を引いていたが、小刻みなアップダウン、他選手との接触で走りにくい。力を貯めるどころか逆にストレスが貯まる。あまりにも余計な力を使うので、第二集団先頭から、中段に動く。しかしあっという間に集団の最後尾に。勝負は3周目だと見て力を温存。しかし終盤、集団から徐々に遅れ始める。ペースを上げて付こうにも付けない。今年は、全チームの力が拮抗しているため、1区で遅れたら致命傷だとわかっていながら、それなのにどうすることもできない。「どうして付いて行けない?」「どうして付いて行かなかった?」「どうして追いつこうとしない?」責任感に苦悩しながら、2周目通過。ラップは7'32"。21"も落ちる。
3周目、前方で遅れ出した選手を目標に走る。しかし、なかなか詰まらない。「なぜ集団から離れてしまったのか?」「そんなに簡単に離れてしまっていいのか?」「何のために1年間やってきたんだ?」「ここであっさり諦めることができるくらい自分にとって名岐は簡単なものだったのか?」体が進まないだけでなく、頭の中もぐちゃぐちゃになっていた。本来なら応援してくださる方と目を合わせることで力が湧いてくるが、このときは申し訳なくて、目を合わせられなかった。愛大、でんでんむし、南山、OWLS・・・前に見えているのに追うことができない。コース南側の外周路を走っているときに、左遠方にTTランナーズがトラックに入っていくのが見えた。こんなにも差がついてしまったのか。もがきながら競技場に入り、最後だけは岐阜経大をかわして2区に襷をつなぐ。
区間タイムは25'09"で区間13位。

年々レベルが上がる駅伝カーニバル。去年よりも順位を9位落とし、タイムも去年よりも50秒落とす。
愛知の大学がたくさん出場したことや、新チームが出場したことにより、厳しい戦いであったが、結果を見れば6位と4分も離れており、実力が足りないことが証明される形となった。
個人個人がそれぞれの区間6位との差を感じながら、去年の良いところ、悪かったところを踏まえ、レベルアップすることが求められる。
総括
スタートから前、後ろともに離れており、正直どう走っていいかわからなかった。
とりあえずゆっくり入り、後半拾っていく作戦に…。
調整不足であったため、後半あげることができず、結局1つも順位をあげられない形なった。
6区 相澤 京佑(9.6km 32:43 通過13位 区間16位)
4区 杉山喜春(5.0km 16:53 通過10位 区間12位)
3区 岸本宏(5.0km 16:49 通過10位 区間12位)
2区 高山武志(7.5km 23:48 通過10位 区間10位)
岸本さんから襷を受け取り、6位から1分25秒差?で走り出す。
後ろからどこかのチームが数秒差で追ってきているのはわかった。始めの1kmは落ち着いて走ろうと考えて走り、最初の1kmは予定通り3’20秒で入った。
その後、1.5kmのところで後ろのでんでんむしと岐阜経済大に追いつかれ、ペースもそれほど早く、後ろについて風除けにしながら走った。付くことに集中していたので、途中のラップはとれなかった。
1周目は多少きついと感じたものの、割と普通について行く。3km位で岐阜経済大が落ちていき、僕はでんでんむしの後ろについて行く。
4km(池沿いの道あたり)ででんでんむしのペースが落ちてきたので、あと1kmだし余裕もあると思い、前に出てそのまま押し切ろうと思う。しかし、意外と向かい風があったのと、高校生が邪魔になったのと、ゴールまでまだ距離が少しあるのと、でんでんむしが付いてきたので、またでんでんむしの後ろに付き直す。トラックに向かう連続カーブのあたりででんでんむしがペースをあげたのに、少しずつ離される。
しかし最後のトラックでは、気持ちが切れそうになったが、みなさんの応援が聞こえ、「絶対でんでんむしだけは抜かないといけない!!」と振り切った。
結果は、16’53”ということで、目標の16’30”より23”遅れる結果となった。
6位と2分30秒差の10位で杉山君から襷をもらう。
とりあえず前を追おうと突っ込んで入る。
入りの1kmはおそらく3分少々。
11位の小牧でんでんむしチームとの並走が続いたので、
1周目の中盤から後半にかけて振り切ろうとしたが、引き離せなかった。
逆に2周目に小牧でんでんむしチームが前に出られ離されてしまう。その後、(おそらく)岐阜経済大学にも抜かれましたが対応できなかった。
この時点で余力はなく、その後は苦しい走りに…。
結局、6位との差は開き、2チームに抜かれ、6区の相澤君に中継した。

2009駅伝カーニバル兼第64回名岐駅伝競争大会予選会

スタート前のUPでは体調があがらず焦る。調子がいいときには力がわいてくるが、それもなかった。それでもスタート直前にはいつも通り落ち着いていた。6位との差はだいぶ開いていたが、自分のレースをすることを誓い、井上君の必死のスパートを見つつ、落ち着いてスタート。
スタートして、たすきを着けるのに手間取り、岐阜経済大に抜かれる。「早!」と思いつつ、後ろに必死で着く。周回コースの1キロで3分切ってたので驚いたが、それでも愛大との差はあまり詰まっていなかった。南山を抜き、途中でんでん虫にも追いつき、僕、岐経、でんでん虫の3人のグループでレースが進む。愛知大との差を確認しつつ、とりあえず2周はこの3人でレースをすることを選択。ラスト1周までは力をためることに専念。
1周が終わり、岐経が後ろに回る機会が増え、そのうち岐経が離れる。でんでん虫を使いつつ、愛知大との差を確認。依然差は詰まらず、逆に少し離れている。自分も前に出る機会は増やし、ペースを上げるが「ペースあげてくれないかな?」と少し他力本願になる。2周目終盤でトヨタ田原も抜き。2周目終了。
3周目手間で僕がペースを上げる。この時点で愛知大との差はだいぶ開いていた。でんでん虫は後ろにつく機会が増え、そのうち吐息が聞こえなくなる。周回コースのバックストレートでは愛知大との差はさらに開いており「最初から愛大に着けばよかったな」と後悔しつつ、ラスト 2キロ。チームの応援と両親の応援を確認しつつ、トラックへ。固くならないように意識しつつペースを上げてラスト100mまで走り、あとはがむしゃら。岸本先輩に襷を託す。
息を整えつつ「もう少しいけたかな〜、愛大つけたらいいタイムだっただろうな〜」と思いつつテントへ戻る。
日時:12/13 12時スタート
場所:庄内緑地公園陸上競技場および周回コース
天気:晴れ 気温:最高/最低 13℃/7℃

レース展開総括

1区 井上圭人(7.9km 25:09 通過13位 区間13位)

5区 八木大三(5.0km 16:35 通過12位 区間10位)
6位との秒差は1分30秒ほど。すぐ後ろにでんでんむしがいたが、とにかく前との差を詰めることを目標にスタート。沿道でいろいろな方が応援してくれてとても力になった。タイムは気にせず、前を追った。愛知大学の背中が遠く(1分30秒先)に見えたが、去年の経験から、「2周目、後半勝負」だと思って、タイム差を気にしつつ2周目に入った。2周目で「1分20秒差」と声をかけてもらい、差が縮まったが、自分も競技場が見えるところからいっぱいいっぱいになり、最後の1キロが全く走れず、逆に差が開いてしまった。「苦しくなってからが本当の勝負」といつも思っていることを全く実践できなかった。
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